人気ブログランキング | 話題のタグを見る
製品系コンテンツ ●バスコレマニアックス ●バスコレパーツ構成一覧表 ●バスコレ屋根上パーツ集 ●気まぐれレビューTOP
工作系コンテンツ ●塗装剥離実験室 ●工具/用具の紹介 ●MDプリンター向けインクまとめ ●TRMフォント ●作品ギャラリー
blogカテゴリー バスコレ改造系 バスコレ製品系 お立ち台 バス実車 鉄道模型 ミニカー 技とか逸品とか FONT 四方山 頒布物

2018/03/06 バスコレクション新製品情報まとめ  ←クリックで記事を展開 その他の更新情報
03/06:横浜市交通局オリジナルver.(JB041A-2)を追加
02/25:全国バスコレクション アルピコ交通・宇部市交通局を追加
02/08:わたしの街バスコレクションMB1~MB8再生産を追加
02/04:東京都交通局 さよならN-K468号車を追加
02/04:神奈川中央交通オリジナルセットⅦを追加
02/25:バスコレパーツ構成一覧表更新
02/09:バスコレマニアックスPart.2追記
02/09:バスコレ屋根上パーツ集追記
01/31:バスコレパーツ構成一覧表更新
01/03:バスコレパーツ構成一覧表更新

2009/05/20  都営バス MR410~呉羽E代車の製作

都営MR410 E代車加工上がり

今日も呉羽で失礼します(汗
都営バスのMP107には前扉が分割窓の仕様は存在しない… でも折角なので分割窓仕様も一台は欲しい^^
この扉の違い、幼少の頃たったこれだけでも新旧が認識出来た、不思議と印象に残っている部分なのです。
そんな訳で、今度はMP107導入直前、昭和52年度E代車=MR410-3Uを作ってみました。

加工はホイールアーチの形状と前扉を変更する事を中心に、その他気付いた部分を弄っています。 ホイールアーチは丸い形状になってる事から、試しに5弾製品BU04のものを使ってみました。 かつて国鉄バスばかりを大量に集めていた名残~その後随分処分しましたが、それでもまだ余剰気味であった為、これを2台分使用して移植しています。 何となく小振りかな?とも感じますが、元の状態から丸く変更したと言う事実だけで取りあえずはOKでしょうか…

5/22/1:40一部追記



MR410ドア側加工内容

前ドアは製品で同幅扉を採用している日本交通製品より移植。 接合位置は雨トイの内側です。
その他、方向幕を車体側に表現する為の基部を作り、側灯は削除します。

屋根上通風機については多少の誤差はあれ配置も同様、向きも同じなので製品そのままです。

MR410運転席側加工内容

こちら側もホイールアーチの変更が主。 スジ彫り部分は製品では表現されていない縦線を彫り、方向幕は個人的なイメージとして面を少し上に向かすよう傾斜を付けています。 この2点は私が13弾製品を弄る時の共通加工です。 また、E代車はMR410の中でも末期の車両の為か、側面後面のエンジングリルはMP107と大きな差は無く、ほぼ製品の状態でOKなようです。

MR410後面雨トイ

エンジングリルは同じですが、資料画像を見ると何か雰囲気が違う…

それは雨トイでした。
F代車MP107は最後部の窓横で終わっていますが、このE代車はご丁寧に後面にも回り込んでいます。 普段なら見なかった事にしたいところですが、好きなメーカーでもありますし、代ごとの差異(他の車両との差)を付ける意味でこれも加工する事にしました。

雨トイの通る位置はテールランプの下。 ところが模型では丁度そこにエンジンパネルの上辺ラインがある為これと重なってしまいます。 従って、先ずこのラインの溝にプラ棒伸ばし線を埋め、さらにその上から「角」プラ棒伸ばし線で雨トイを追加しています。

MR410窓の加工

窓も若干ですがMP107とは配置が異なるようです。運転席側は上の画像のように加工、2箇所継いでいます。 
下の画像のように1箇所継ぐだけで同じような感じにならないか?と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、残念ながらほんの僅か~柱一本分足りなくなってしまいます。 結果仕方なく上のように作りました。 

今回土佐電鉄のパーツを使っていますが、運転席横と1枚目が同じ大きさの沖縄バスのパーツでもOKです。

怪我の功名?

さて、まだ肝心な事に触れていませんね。それはホイールベースです。
MP107は4800mmなのに対し、MR410は4900mmと100mm長くなっています。
実は今回加工する上でこの違いをすっかり忘れておりまして、何も考えずせっせとアーチの交換作業を進めておりました。 後で資料を確認して~と言うか友人との会話の中で「あららら、そう言えば・・・」と。
ところが怪我の功名と言いましょうか、工作精度がよろしくなかったようで、製品と付き合わせてみるとご覧のように若干前輪が前になっていました。 しかし、これはむしろ好都合、一応4900mmっぽくなっていたようです(大汗

ただし、実際はMP107とどの部分が違っているかはまだ完全に理解していません。
車体も伸ばす方法が○なのか、今回のように前輪を前にずらす方法が○なのか、それとも前輪も後輪も位置が違うのか… 実車の写真と見比べると、前ドアと前アーチの前端、中扉と後アーチの前端がもっと近く見えるなど、アーチが流用である(大きさがスケール通りでない)にしろ、きちんと作るならもう少し調査した方が良さそうです。

まぁ1/150の模型ですし、ホイールベースの100mm=1/150換算0.67mmや窓の配置違いにそこまで拘る必要があるのかは拘り方次第ですね。 正直言って無視で良いかとも^^

*窓配置や雨トイ他、上記特徴はあくまで都営バスの場合です。


=ここから5/22/1:40追記=
その後同好の皆様より様々ご助言を賜りました。先ずは御礼申し上げます。
MRとMPとの違い…、kana86様にご指摘下さった各所の基本寸法も去る事ながら、他にも例えば運転席横の窓の大きさにも違いがあるそうです。 この窓、MR末期の車両はそれまでより少し大きくなり、MPとなってさらに大きくなっているとの事です。改めて手持ちの資料を確認してみると、都営バスでも確かにそうなっていました。 それ以前、方向幕がビルトインタイプになった頃と末期の車両では、前面窓上辺のRの取り方が違うなど、厳密に追い掛けて行くと様々差異があるようです。 エンジングリルもしかりです。

1/150の模型で再現するかどうかは別として、特に気付き難いこのような部分について、皆様の助言は本当に心強く毎度ながら感謝に堪えません。 あり難いなぁ・・・ つくづく奥が深いです(^^

by blog-MrT | 2009-05-20 23:59 | バスコレ(改造系)
<< 2009/05/24  京浜急... 2009/05/18  小ネタを一つ >>


月別の過去ログは以下のダイレクトリンクよりお進み下さい。

2016/012016/022016/032016/042016/052016/062016/072016/082016/09│2016/10│2016/11│2016/12
2015/01│2015/02│2015/03│2015/042015/052015/062015/072015/082015/09│2015/10│2015/11│2015/12
2014/01│2014/02│2014/03│2014/042014/052014/062014/07│2014/08│2014/092014/102014/11│2014/12
2013/01│2013/02│2013/032013/042013/052013/062013/072013/082013/092013/10│2013/11│2013/12
2012/01│2012/02│2012/03│2012/042012/052012/062012/072012/082012/092012/102012/112012/12
2011/01│2011/02│2011/032011/042011/052011/062011/07│2011/08│2011/092011/102011/112011/12
2010/01│2010/02│2010/032010/042010/052010/062010/072010/082010/092010/102010/112010/12
2009/012009/022009/032009/042009/052009/062009/072009/082009/092009/10│2009/11│2009/12
2008/012008/022008/032008/042008/052008/062008/072008/082008/092008/102008/112008/12
2007/012007/022007/032007/042007/052007/062007/072007/082007/092007/102007/112007/12
2006/012006/022006/032006/042006/052006/062006/072006/082006/092006/102006/112006/12
2005/012005/022005/032005/042005/052005/062005/072005/082005/092005/102005/112005/12
2004/01│2004/02│2004/03│2004/04│2004/05│2004/06│2004/07│2004/08│2004/092004/102004/112004/12

2004年8月以前は未処理です。 その他のハイライトされていない月は管理人サボリの為記事がありません。



これ以前のレポートはこちら


補助コンテンツ
都営バス画像倉庫
MP218短尺化加工
神奈中MP駄画像
自転車ラックバス製作支援
鉄道系旧コンテンツ
長野電鉄3500系の詳細
JR103系3000番台の詳細
国鉄急行型電車を屋根から分類
リンク
都営バス資料館
ATB MODELS
龍山模型
とんび我楽多堂
バス模型改造記録
ねじふぁくとりーBLOG
とまれみよ
へっぽこ出戻りモデラーのページ
TOMYTEC-ジオコレ
かなちゅうこだわり.com
検索
その他のジャンル
ABOUT

無駄こそ人生、失敗の中にこそ醍醐味が隠されている~が信条らしい。能書きが多い典型的な駄目理系である故、このブログを快適に読むには咀嚼力が必須です。模型工作を楽しむ方には適しているかも知れません。
ご挨拶/メール/ガイドラインなど
トップ




skin : SYMPLE ONELINE
by Mr.T 2014



Copyright(C) 2002-2018 MrT All rights reserved.