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2018/03/06 バスコレクション新製品情報まとめ  ←クリックで記事を展開 その他の更新情報
03/06:横浜市交通局オリジナルver.(JB041A-2)を追加
02/25:全国バスコレクション アルピコ交通・宇部市交通局を追加
02/08:わたしの街バスコレクションMB1~MB8再生産を追加
02/04:東京都交通局 さよならN-K468号車を追加
02/04:神奈川中央交通オリジナルセットⅦを追加
02/25:バスコレパーツ構成一覧表更新
02/09:バスコレマニアックスPart.2追記
02/09:バスコレ屋根上パーツ集追記
01/31:バスコレパーツ構成一覧表更新
01/03:バスコレパーツ構成一覧表更新

2014/05/18  静岡ホビーショー2014 バスコレクション テストショットを観察


行って来ました静岡へ。 都合あって僅かな滞在時間となりましたが、今年もジオコレ関連をメインに見て参りました。 バスコレについては特に会場発表となるような新しい情報はありませんでしたが、発売告知済み商品の成型又は一部彩色済みサンプルが展示されていました。 早速このバスコレ試作品の紹介をメインに、若干の考察&戯言を交えて書いてみました。

最終更新:05/23/22:30(19弾車番等読み取り・追記)





★THE バスコレクション 第19弾




先ずは、バスコレの基幹ライン?バスコレ19弾。 当日はノンステップの成型サンプルが4種に彩色済みの横浜市交通局が1台、エアロスターKは熊本バスの彩色済みサンプルが展示されていました。

↑画像クリックで拡大(.jpg 800×1103pic 544kb)

==5/23/22:30追記==

一般公開日で追加されたサンプルや上掲パネルの原寸画像から車番等を読み取ってみました。

■エアロスターノンステップ

東京都交通局=B-K529(渋谷)グリーンシャトル「都01 新橋駅」KL-MP37JK
横浜市交通局=3-2662(緑)「39 小机駅・横浜駅西口」KL-MP37JK
豊鉄バス=054(豊橋)「98 豊橋駅前」KC-MP747K
京都市交通局=1560(梅津)「59 ※金閣寺・竜安寺・山越」KL-MP37JK改 CNG車
尼崎市交通局=14-187(武庫)「14 阪急塚口」
両備バス=0404(霞橋)「青葉町・霞橋車庫」KL-MP37JK

■エアロスターK

北海道拓殖バス=230(鹿追)「新得」U-MP618M
仙台市交通局=M5359?(実沢)「※S900 北仙台 県庁市役所 仙台駅? 」U-MP618M
京阪バス=5072(山科)「57 比叡山頂」P-MP218M
神姫バス=3871(西脇/社)「74 姫路セントラルパーク」U-MP218M
熊本バス=382(熊本中央)「南14 大野幣立宮前 馬見原行?」U-MP218M
沖縄バス=2106(那覇/読谷?)「218 那覇」P-MP218M

※参考画像:web向けの撮影モード&パネルは展示物越しの遠方壁掛けにつき接写出来ず、粗い画像です。
エアロスターノンステップ    →エアロスターK

色違いの部分はおむにばす様より補足頂きました。有難う御座います。



無彩色成型サンプルはこの4種でした(16日時点)
これらの形態を告知されている事業者にあてはめるてみると、恐らく~~

A=都営バス向け
B=両備バス向け ※左側面窓パーツは除く
C=京都市交通局向け
D=尼崎市交通局向け?

~~として想定されたサンプルではないかと推測されます。 他に、横浜市交通局はAのボディに左側面の窓ガラスをDに変更したもの(方向幕位置の違い)、豊鉄バスはBのボディにクーラーを乗せ替えて製品化されるイメージでしょうか。

あ、、それと、Bの窓ガラスは両備でも豊鉄でも無さそう。富さんなーーにこれ??(笑



前後面はどれも共通でした。 フォグランプが2005年10月頃までの大きなタイプを踏襲しているのがこれまでのエアロスター製品には無い特徴。 仮にフォグランプの作り分けが無かった場合、これ以降の最後期型を製作する際は15弾ワンステップ製品からバンパーを挿げ替え、逆にワンステップで初期型を作る場合はここからバンパーを拝借すれば作れるようになります。 まぁ1/150では微々たる違いとも取れますので、種車を潰してまで必要な表現か?~とも思いますが、拘る方ならそんなやり繰りを考えてみても面白そうです。

リアについては窓下に付くウインカー・ブレーキランプ等の補助灯具類は成型としては表現せず、これまでのエアロスター製品と同じくここは印刷で表現されるようです。 事業者・年式によってそれこそ様々な形態がありますので、使い勝手を考えれば当然のオミットと言えるでしょう。



左側面の作り分けは、「中扉の違い」「燃料補給口の違い」が表現されています。

A=中引き戸で前輪後ろにディーゼル燃料(軽油)の補給口がある一般的なタイプ。
B=同じくディーゼル車で中扉にグライドスライドを採用した形態。
D=中引き戸で前輪後ろ斜め上にCNG補給口が付くタイプ(当然CNG車向けに適)

何故か撮り忘れたCは上の画像を見るとDと同形態なようです。 って待てよ…… Cは当然良いとして、仮に予測通りD=尼崎市交通局向けとして作られたとすると、Aの金型を使った方が適切な気がして来ます。 勿論あくまでイメージを掴む為のサンプルでしょうからこの時点でとやかく言っても仕方ありませんが、一応気になるポイントではあります。

また、A/Bの室内に目をやると、新規パーツと思しき初期型に見られた後部の見合い席が表現されたパーツが使われてます。 A=都営だとすると時期的にこの組み合わせは間違いですが、これも上記と同じくあくまでサンプルって事で突っ込みは無しにしておきましょう。



右側面については、「運転席下にある蓋の位置」「非常口レバー窓の形」「非常口後ろの窓の大きさ」「一部パネルラインの有無」「CNG補給口の有無」により作り分けされているようです。

A=吸気方式が変更された2002年末?~2003年春以降に見られる窓が小さな後期型(CNG車は除外)を再現しているようで、非常口レバーの窓も後期のスクエアなタイプ。

B=窓が大きな初期型で一般的なディーゼル車の形態。非常口レバーの窓は初期の小判型を踏襲。

C/D=窓が大きくCNG車に見られるガス補給口付き。 ここでもDについてディーゼル車なのに何故これを使う?~となります。 プロトタイプを観察するとパネルラインなど確かにこちらの方が似ている箇所はあるのですが、今回は"たった6種しか"ノンステップが入っていない事もありますし、取り回しを考えれば小細工せずに一般的なディーゼル車の形態で製品化された方が有り難いかな… どうなることやら。

※CNG車はガス補給口が両側面に付いているのが原則とか。
※CNG車は吸気システムに変更が無い為窓の大きさに変化が無い??
↑この解釈が間違っていたらご指摘下され



そしてお待ちかね…… 来ました6ファンクーラー!!
思わず声が大きくなってしまいましたが、三菱エアロスター円熟期には欠かせないパーツである事は無論、これを作るのにどれだけ手間が掛かるか身を以って思い知らされているだけに、長らく待望のパーツとなっていました。 さらに、こちらもお手製ではとっても厄介なCNGタンクも製品化。 個人的には天面ディティールの彫りが若干浅いようにも感じましたが、スケールに直すとこんなものなのでしょうか? 何れにせよ嬉しい限りです。



ざっとエアロスターノンステップ(扁平)ボディーの形態変化を調査してみました。 まだサンプル数や参照事業者が少なく、漏れや例外・時期の確定が曖昧な点はご容赦頂きたいですが、概ねこのような変化を辿って来ている感触です。 エンジングリルの僅かな違いはバスコレではオミットしているようです。 変に作り分けて使い回しが悪くなる事を考えれば妥当な判断と考えます。

この表と上記ボディーを見比べると、大体どの時期に適したボディーなのか見えて来る?? 何を作るか・何を幾つ購入したいか~等々計画を立てながら発売を待つとしましょう。



こちらは横浜市交通局の彩色済みサンプル。
車番は3-2662・LEDは39系統 小机駅・横浜駅西口、緑営業所の車でしょうか。 形態は一般的なディーゼル車で、側面の方向幕が前扉直後にあるタイプです。 座席は全て前向きを使用しています。



エアロスターKは事業者限定(神奈中セット2)で製品化されていた標準尺のバリエーションとなっています。※展示はこの一台のみでした。 こちらについては特段書く事も無いかな、、 何気に過去に出ていたボディーの尺違いが通常品にラインナップされるのは初めてとなるようです。 

※一般公開日には豊鉄バス・沖縄バス等が追加されていたようです。




★THE バスコクション 都営バス いすゞエルガ5台セットA

これまで事業者限定ばかりだったエルガ製品。 今回は一般流通品である事・時期違いバリエーションを揃えたセット・都営は比較的癖の少ない形態である事~等から種車としてもとても重宝しそうな内容です。 特にPJ-はこれまで種車確保に苦労するものでしたし、何と言ってもリニューアル品では初の製品化となるLV834は待望していた方もいらっしゃる事でしょう。個人的に都営が好きだから~と言う贔屓目を抜きにしても魅力的なセットだと思います。

他方、都営好きの目線でも良いところを掻い摘んでいる印象で、色モノ?であるCNG車・ハイブリッドは兎も角、他の3種が極めてベーシックな車両である事が何よりGood。 都営バスとしては製品化されていそうで実現していなかったベーシックなKL-LV280を始め、PJ-/PKG-~このあたりを多数並べれば日常良く見る風景は直ぐそこ。 全国バスコレのエアロスター・19弾の扁平エアロスター・9弾7Eノンステや新旧96MCをゾロゾロ並べ、仕上げにシティハイブリッドを追加すれば想像するだけで楽しい絵になりそうです。 さらに製作されたオリジナルの1台を加えれば、、、 PJ-をリバイバルカラーに改造!~格好のネタですね。是非^^

予価 4,800円(税別) 6月発売予定



会場では5種の彩色済み試作品が展示されていました。局番等については~~

A=KL-LV834L1 R-H102(臨海) 草24 東大島駅 ※CNG車
B=KL-LV280L1 P-K482(巣鴨) 草64 浅草雷門南
C=PJ-LV234L1 T-N316(早稲田) 池86 池袋駅東口
D=PKG-LV234L2 A-T185(品川) 品95 東京タワー
E=QQG-LV234L3 K-X297(南千住) 東42甲 南千住駅西口 ※ハイブリッド

~~となっているようです。

バスコレのエルガ(リニューアル品)では前面上部の丸みを作り分けており、現状の試作品では全て丸みが強い後期型が使われています。 これについてお伺いしたところ、A/B/Cについては製品ではきっちり前期型を採用したいとの事でした。 



左側面は上の画像をご覧頂くとして、右側面はこんな感じです。 非常口後ろの窓が時期によって変化していたり、同じ小窓でもエンジングリルの有無や周辺パネルの造作違いまで作り分けています。

D/Eについては現状窓の着色に難アリですが、流石にこの状態で発売される事は無いと願いたいです。(ここ聞き忘れた) まぁ試作品では毎度の事ですから大丈夫だとは思いますが一応。



リアについては、前面とは逆に全て初期型の金型を使用してしまったそうで、一部印刷がおかしな事になっています。 これもC/D/Eについては窓下の溝幅やナンバープレート照明具が異なる後期型に修正するとの事でした。 兎に角「エルガ基本セット」~にも成り得る製品だけに、是非窓ガラスも含めたパーツや金型の組み合わせで粗相の無いよう期待したいところです。



ハイブリッド車の左側面は尿素水注入口が2つ並んだタイプが新規に製作されています。 奈良交通セット(ブルーリボン2ですが)でお目見えした蓋が1つのタイプと使い分けも出来そうですし、モールドを埋めてしまえば奈良交通を用意しなくとも作れます。
また、ハイブリッドの特徴である最後部機器室のグリル類は、予想通り窓パーツ側の表現でした。 ~と言うことは、ガラスを一般車のものと入れ替えれば一般型の最新仕様として種車にする事も安易。 屋根には2ファンクーラー、足には10穴新ISOホイールと、LKG-以降の車を作る際に必要となるパーツも揃っています。



ちょびっと残念なのはLV834のゼクセルクーラーが4ファンタイプの既存パーツを使用している事でしょうか。 実車は5ファンクーラーが使われている事から「もしかしたら新規来る?」との淡い期待もありましたがこれは適わず。 これだけいろいろ作った上ですからここは致し方なしかな… どうしても拘るなら、トレジャータウンさんからアフターパーツも出ていますので、それを使っても良いでしょう。 画像上に映るLV280については4ファンタイプで正解です。

それと、メールにてLV834の丸型通風機の位置が違うのでは?とのご指摘を頂きました。確認したところ仰る通りでして、画像赤丸近辺の位置が正しく、クーラーの位置も側面ピラーと後端が揃う程度に若干後ろになるようです。折角ですから修正される事を願いたいですね。




★全国バスコレクション第7弾 JB015/JB016


次回全国バスコレ、JB015 川崎鶴見臨港バス・JB016 名鉄バスの試作品も展示されていました。

JB015=川崎鶴見臨港バス 3H459 QKG-MP37FK 鶴08 鶴見駅東口
JB016=名鉄バス 1353(基幹バス) QKG-MP37FM 栄・名鉄バスセンター

こちらは既に手馴れた感じ、何時もの全国バスコレですね。
そう言えば、先日発売されたものからバス停が付属しなくなっています。

予価 980円(税別) 6月発売予定




★THE バスコレクション 茨城交通 ガールズ&パンツァーバス2号車


こちらは1/80スケールの新製品、日野レインボーⅡ・ガルパン2号車です。
ワンステップとノンステップの見分けが付き難いエルガミオ/レインボーⅡですが、モデルはノンステップで作られているようです。 イラストの表現はインクジェット印刷によるものです。 個人的には1/150で欲しい~と言うのが本音ですが、ガルパン好きの方にはこの位大きい方がイラストも見えますし、存在感があって良いでしょう。 また、未来のバス趣味エリート(お子様)への英才教育の教材としても頃合が良さそうです。こういう刷り込みは大事です^^

品番は新たにJHという符号が付けられているようです。

予価 3,800円(税別) 7月発売予定





静鉄・新静岡駅直結の複合商業施設「CENOVA」に隣接する新静岡バスターミナル内待合室にて、バスコレクション・アーカイブスとして約100台ほどのバスコレが展示されています。 一応「全国初!常設ミニチュアバス展示場」~との看板もありましたが、時期によって内容が入れ替わるのか等詳細は不明。 地元の有志が製作されたバス模型やバスをテーマにしたジオラマなど飾られるともっと楽しそうと思ったりして…^^ 一部の製品は隣接する案内所にて販売も行っているようです。


ホビーショーでは他にも工具類やマテリアルを中心に気になるものはありましたが、何しろ滞在時間が短く完全に取材不足。 今回はバスコレ(車両)のみを取り上げたところで締めたいと思います。


 

by blog-MrT | 2014-05-19 00:07 | バスコレ他(製品系)
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2004年8月以前は未処理です。 その他のハイライトされていない月は管理人サボリの為記事がありません。



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