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2015/04/26  買って良かったもの~ネコパブリッシング刊:3Dプリンタガイド


お久しぶりです。新製品関係の記事を除くと今年の初投稿!(大汗 年度末は忙しい~は仕方が無いにしても、とうとう4月になってしまいました。 この間模型製作では目立った進捗は無く、工作ネタが無いという状況は如何ともし難い。。 何から書いて良いのか戸惑うばかりですが、今日は最近購入したものの中からお勧めしたいものをネタにつらつら書いてみたいと思います。

お察しのように画像に写る4点がネタにしたいナイスなモノ達ですが、その中から今回はネコパブリッシングから刊行されている「3Dプリンタガイド」を取り上げてみます。 模型製作に於いてアナログ技術の重要性は当然ながら、これらデジタル手法も取り込んでおきたいと常々思っておりました。 そこで問題となるのがデータを作る事。2Dにしろ3Dにしろこれが出来なければお話にならず、独学ではそこが一番のハードルになる事もまた事実でしょう。 かつてAdobeイラストレーターを習得した時に感じた「最初の一歩さえ押してもらえれば後は何とかなる」=この手のソフトはちょっとでも書けるようになるとその後楽しくなってどんどん習得出来るようになる… その最初の一押しを扱ったコンテンツを探していたところでした。



話題の3Dプリンタとあり昨今それを取り上げる書籍は様々刊行されています。 目に付いたものは大体チェックするようにしていますが、残念ながらその多くはキャラクターモノやフィギュア等へ応用するものが多く、データの作り方もグラフィック系ソフトやその手法に準じるものが殆どでスケール模型に使い易いCADをベースにした書籍は余り見ない印象でした。あってもデータが書ける事を前提とした所謂"出来る人目線"のものや、もっと高度な工業技術者向けの専門書だったり、取り上げているソフトが数十万円から100万円単位のプロ用のもの、、これではホビーユースで一や二から始めるような初心者には些か不釣合いです。

そんな中目に留まったのが、この「3Dプリンタガイド」。鉄道模型等のスケール模型向けに活用する事を前提としたもの~尚且つデータ製作の"実際"についても触れられている数少ない書籍ではないかと思います。



中身は3Dプリンタの紹介から始まって実際の作品まで色々なコーナーがあります。その中でもページ数を割いているのがデータ製作についてで、架空のオリジナル車輌を板キット状態にするべくまっさらな状態から書き上げて行くコーナーとなっています。正にこれこそが私にとって一番興味のあるポイントでした。

初歩的な画面の使い方(平面ビューとホームビューの使い分け)から、こうする場面はこんなツールを使うと言った情報、注意深く読み進めればこんなツールでこんな応用方法が!などなど、データ製作部分だけでも188コマも使って解説してあります。

解説に使用しているソフトは以前2014/05/11の記事でも紹介した「Design Spark Mechanical」で、アカウント登録は必要なもののフリーソフトというのは初心者にとって有難いです。 まぁプロに言わせれば色々と難儀な部分もあるかも知れませんが、製作された成果物を見れば特にホビー用途では十分ではないかと感じますし、将来趣味仲間内でデータをやり取りする場面でもフリーソフトであれば何かと便利です。 ちなみに約一年前に紹介しておいて、実際に触ったのは正直なところこれまで合計1・2時間ほど。開いてもどうすれば良いのかよく判らず……結局持て余して後回しとありがちな話です(汗


で、本を片手に実際に書いてみました。 弄り始めて直ぐは試行錯誤の躓きがありましたが、徐々に使うツールや画面・ビューの意味が判って来て…数時間後にはこんな風に形だけかも知れませんが書けるようになりました。 最初に書いた青い物体は作業を始めて大体4時間ほど。2個目の緑の物体はさらに5時間後くらいでしょうか。つまんなかったソフトが途端に楽しいソフトへ変貌を遂げました^^

使ったコマンドは、平面ビュー/ホームビューの切り替え・スナップビュー(表示面の切り替え)・ズーム(拡大縮小)・パン(画面の位置調整)・スケッチツール(各種描画ツール)・プルツール(選択した面を引っ張って立体にする)・ctrl+Z(戻る)・ctrl+Y(進む)・プルツールの中にあるフィレットと面取り・移動ツール~この程度です。

「最初の一歩を(やさしく)押してもらえれば…」
決して大袈裟ではなく一歩目二歩目を押されたのは本当に大きい。 そこを足掛かりに、もっと効率よく書く方法やツールの応用・複雑な曲面が絡んだものはなどは追々習得すれば良い訳です。

勿論この本の情報にはまだその用途には使えないな…とか、よく見ると積層の段差処理に苦労されている部分など、現在の3Dプリンタの限界も見え隠れします。 昨今「夢の機械」とまで謳われ、世間一般にはデータさえ作れば手放しで何でも作れると思われがちな空気もあるようですが、実際はそうではなく、3Dプリンタのシステムを理解し適切な出力方向や場合によっては分割するなど現状では作り手の工夫が肝要であると私は読みました。特に1/150という小スケールでは。 逆に言えば、そこさえ熟慮すれば現状でも一定の成果はあり、何よりこの本の多くの項で筆を取られている富士川車輌工業のS氏の活動を見れば現状でも十分使える手法である事は実証されています。





Carbon3D Unveils Breakthrough CLIP 3D Printing Technology

射出成形なみのハイクオリティな仕上がりを高速3DプリントCarbon3D

上記のように一工夫が必要と感じた3Dプリンタではありますが、今年に入ってClip Technologyと称する新しい手法を用いたプリンタシステムが発表されました。 速度は最大で100倍、積層面も殆ど出ないという代物だそう。 現状1/150のスケールモデルで実用に耐えるレベルを期待するならほぼ出力代行会社への依頼が前提となり、その費用の多くは機械の占有時間=プリント時間が占めていると言って過言ではないそうです。 それが大幅に圧縮され、尚且つ積層面も殆ど気にしなくて良いとなれば、先に書いた「工夫」も大幅に簡略化する事が可能となります。


もう一転び二転び……

こうなって来ると、「夢の機械」の実現もあながち夢ではないのかも知れません。 そんな将来を見越してデータを作れるように備えておきたい方~尚且つデータを作った事が無い方にはこの本はきっと得るものがあると思います。 勿論PC関係の事々には向き不向きがありますので、この本を買えば誰でも直ぐにデータを書けるようになるとは書きませんが、そうした方向にアンテナを立てている方には、ちょっとしたきっかけになる事うけあいです。
あ、、アンテナを立てている方ならもう購入済みかな??

兎にも角にも先ずは執筆者の皆様に謝意を伝えたい。。


ネコパブリッシング刊:3Dプリンタガイド 1,500円+税=1,620円  check it!

Design Spark Mechanical

※書籍の見開き画像の掲載については出版社/担当者様より事前に了解を得ています。

by blog-MrT | 2015-04-26 12:52 | 技とか逸品とか | Comments(7)
Commented by mycraft-tonbi at 2015-04-30 13:09
ネコさんの「3Dプリンタガイド」は自分も買いましたが、初心者にとって抵抗になりがちな3D-CADの扱いが「自分でもできそう」と思えるぐらい図説つきで丁寧にまとめられているなと感じました。良本ですね。

自分も今構想中なのが2~3作程度でしかも部分的な活用なのですが、3Dデータと3Dプリントを試してみたいという気持ちを持っています。(モノコック車用パーツ)私はやるつもりはないのですが、富士川車輛さんの記事を読んでビバン模型店さんが提唱されているレール幅6.5mmのNjゲージ用の台車とかができるんじゃないかと思ってみたり。

Carbon-3Dの新型光造成プリンタはUVレジンによる成型物の特性(塗装のしやすさ・耐久性等)が気がかりですが、興味深い存在です。
酸素通過膜を利用したCarbon-3Dの新光造成式プリンターは自分も「おっ」と思いました。UV硬化レジンによる成型物の特性とかが気になりますが興味深い存在です。

メディアがはしゃいいるような誰でも手軽に3Dプリントができる時代が来るのはまだしばらく先で、3D出力品が金型射出成型品にとって代わるとか鉄道模型界を変えるということも今の時点では考えづらいことも事実ですが、技術の変革は我々の知らないところでどんどん進んでいることも確かです。



Commented by mycraft-tonbi at 2015-04-30 16:05
連投になりますが・・・・

>>3Dプリンタのシステムを理解し、適切な出力方向や分割を行うなど現状では作り手の工夫が肝要であると私は読みました。

この点については私もしっかり強調しておくべきことかなと思いました。
付け加えをさせていただくとすれば幅広い樹脂の性質や接着・塗装、さらには3Dプリンタ以外のツールに関する知識や経験を持ったモデラーでないと模型への活用はできないでしょう。
Nゲージモデラーが慣れ親しんでいるのはABSやPSになりますが、アクリルやUV硬化樹脂等の使い勝手は前者と異なっていたります。下地加工処理や接着剤、塗装方法が変わってきますからね。

とにかく場数はこなした方がいいかも知れません。
Commented at 2015-05-05 11:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by blog-MrT at 2015-05-15 05:12
■mycraft-tonbiさん
材質等の質感について品物を手にしてからレスしようと思っていた事から遅くなってしまいました。失礼致しました。

手軽に使えるソフトで解説して下さっている事は有難いですね。DesignSparkMechanicalの使い勝手については、まだ初心者の私でさえ若干不便なところは感じるものの、工夫すれば何とかなるかな~~と言った印象です。 データを作るプロセスや手法自体は興味はあるもののそれ自体が趣味の本線では無いので、そこは割り切って考えています。

>レール幅6.5mmのNjゲージ用の台車
当然可能でしょう。富士川車輌氏も既にボルスタ部分が別になった台車を発表されていますので、その応用で行けるのではないかと想像しています。

>Carbon-3D~~UVレジンによる成型物の特性(塗装のしやすさ・耐久性等)が気がかり
仰るとおりです。Carbon3D以外の現行のものも含めて極めて興味ある点です。とりあえず一つ注文してみましたので、それで切削性や塗料のノリ等様子を見てみようと思っています。

>メディアがはしゃいいるような誰でも手軽に3Dプリントができる時代が来るのはまだしばらく先
これも同感です。逆に言えば実は今が一番面白いかも知れません。工夫が必要ですから(笑
何れ機器が進化してそんな工夫なんぞ何処吹く風、本当にデータさえ書いてプリンタに流せば何でも出来る時代が来るかも知れません。そうなったらそうなったで面白い「おもちゃ」では無くなっているかな、私の場合。百発百中~苦難や苦労・失敗が伴わないものは熱くなれない性格なので尚更(汗 便利な世の中にはなっているでしょうけれども。

今は先ず使ってみる事から始めてみようかと思います。能書きはその後で。。
Commented by 3501F at 2015-05-16 23:43 x
 大学でCADをかじったことがあるので、データ作成はいけそうな気がします。この本も書店で見かけましたが、簡単な作例を紹介しながら説明しているのは良いと思いました。
 実際に模型を作るにあたって、まだ成形はアクリル樹脂になってしまうようですね。やっぱりスチロール樹脂が使えると有り難いのですが。
Commented by blog-MrT at 2015-05-18 08:51
■3501Fさん

樹脂の問題は確かにあります~というか肝心な部分ですよね。現状高精細を謳うものは殆どがアクリル系ですから、粘りが無く割れ易かったり、塗装前の下地処理が必要なものなど、一般的な模型用プラであるスチロール系とはまだ同じ感覚では使えないのも事実かも知れません。(想像や憶測でものを語るのは嫌なので、一応幾つか注文して実際にモノを触ってから使い勝手などは判断したいと思います)
ただ、上手く使ってこその技術ですから、それを理由に使わないと言うのもまた勿体無い話。樹脂に関しては何れ解決を見る時代が来ると信じて、その前に出来る事を考えて行きたいと思っています。
Commented by kana86 at 2017-08-12 22:00 x
>ネタにしたいナイスなモノ達
今更ながら続編マダー(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン  右上のミニチュアヘルメットみたいな物体が気になります。
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