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2015/06/29  自転車ラックバス~ラックの組み立て方


自転車ラックバス完成ーー(嬉
仕掛かってから約1年が経ってしまいましたがようやく完成しました。早速完成記事を~と行きたいところですが、今日は昨年JNMAにて表記セットをお買い上げ頂いた方向けにラックの組み立て方(エッチングパーツの使い方)を説明しておきたいと思います。 頒布時は説明が無くても大丈夫な方向けとさせて頂きましたが、やはり説明がないのはちょっと…… と言う訳でようやくの解説大変お待たせしてしまいました。 勿論模型の工作プロセスは1つではありませんので、どんな想定で設計したかだけご理解頂ければあとは各人思うように製作を。参考程度に捉えて頂ければ幸いです。 この解説だけで結構なボリュームになってしまったので完成記事はまた後日に…(汗




エッチングパーツはこのような構成になっています。
台座は穴を開けて取り付けるように足を長く取っていますので、根元で切り取らないようご注意。カットラインが見え難い場合はカッター等の刃で外側からスライドさせると段差で引っ掛かるところがありますのでそこで切り取ります。 各パーツにエッチングされている溝は全て谷折する箇所です。

エッチングパーツには三層重ねで使うラック(実物では自転車を載せる黒い樹脂製のラック)が入っていますが、可能であればこれは使わずプラ素材等から切り出して頂くか、後述の新規パーツを使用してください。 一応形になるよう間に合わせで含めていたものですので正直お勧めしません。また、フロントナンバーのベースも0.13mm等極薄のプラ素材から切り出した方が実感的です。エッチング板は0.2mmを使用していますのでそれなりに厚みがあります。



車体との位置関係はこのようにイメージして設計しています。実際に組んでみたところ、若干削るなど調整が必要な箇所はあったものの、一応タイトル画像のようには仕上がりました。

このパーツを使って組む際分かれ道は大まかに二箇所。その一箇所目はフレームを支える台座に「実車近似タイプ」or「簡易タイプ」どちらを使うか、この選択でかなり工数が変わります。 実車近似タイプを使う場合は車体のバンパーに予め加工が必要。簡易タイプを使う場合は種車の出っ張っているナンバープレートモールドを平らに削るだけで進める事が可能です。 当然きっちり組み立てれば見栄えで若干の差は生まれますが、デリケートな調整が必要になる事・車体の加工もそれなりに手間・組み込み後は殆どラックの陰になって見えない~と、手間と天秤に掛ければ簡易タイプの方に軍配は上がると思います。 作っておいてナンですが、近似タイプはチャレンジャー向けです。

二つ目の分かれ道は車体側のバンパーに台座だけ先に取り付けておき、塗装完了後に後からフレームを取り付けるか、ボディーはそのままに先に台座とフレームを接着しておき(ラックユニットを完成させておき)、塗装完了後に後からユニットごと取り付けるかになります。 どちらが良いかはマスキングの手間・接着強度を得られ易いか・最終的に位置調整がし易いか~等を考慮してご自身で判断頂ければと思います。 しいて言えば、実車近似タイプを選択した場合はユニット丸ごと完成させてから取り付けた方が後の不具合に対応し易いかも知れません。 と言うのは、バンパーとラックのクリアランスがほぼ無い為、車体側の基部を奥に作り過ぎた場合干渉してしまう可能性があります。その場合、台座を先に車体に付けてしまうと台座とフレームの間に薄板を足す羽目になり、手間が掛かる上に接着強度的にリスクが増します。 完成したラックユニットを後から取り付ける場合は基部に若干プラ材(ゲタ)を足すか、若干浮かせ気味に取り付けてもそれほど影響はありません。

私は予めラックユニットを完成させておき、ユニット丸ごと最後に車体に取り付ける方法を取りました。 以下その方法にて説明します。



車体の加工はこんな感じになります。
近似タイプを使う場合は一旦実車同様バンパーに開口部を設け、さらにプラ材で塞いで基部を作ります。塞ぐ際に元々バンパーにある凹部よりさらに0.1mm程(実際の作業ではほんの気持ち)奥に面が来るように塞ぎます。 簡易タイプの場合は種車では出っ張っているナンバープレートを削っておくだけで準備完了です。この出っ張りは削っておかないと確実にラックと干渉します。 お気付きかと思いますが、手加工した基部表面が基準になる近似タイプはバンパー凹部が基準になる簡易タイプに比べ基準位置が奥まっている為(想定上は0.1mm)、近似タイプは簡易タイプより台座の長さを0.1mm長く設計してあります。



簡易タイプをお勧めする理由はここにも… 近似タイプの台座を折り曲げる際、図の赤い部分が干渉してきっちり折り曲げる事が出来ません。 画像向かって左側のパーツはそのまま折り曲げた様子→若干開き気味になっています。大変恐縮ですが予め赤い部分を若干削ってからご使用頂ければと思います。

簡易タイプの方は上のイラストで言うオレンジ色の部分を削っておいた方が良いかと思います。あとは単純にコの字型に曲げるだけです。



フレームはこんな感じに。折り曲げる前に丸囲みの部分=端面表側を斜めに削って鋭角にしておくと最後に合わせた時にぴったり組む事が出来ます。

1:先ずは右端のストッパー部を折り曲げます。90度よりもう少し鋭角になるよう折り曲げておきます。

2:次に向かって右側の二箇所を折り曲げ、ストッパー部にある突起をフレーム下部の穴に差し込んでハンダ若しくは瞬着で接着します。

3:最後に左側の二箇所を折り、真ん中で右側の部分と合わせて組みます。 この時最初に端面を処理しておかないときっちり閉じず不恰好に仕上がってしまう可能性があります。



今回は先にフレームと台座を接着しておく方法を取っています。 実車近似タイプ・簡易タイプ~それぞれ組むとこんな感じになります。 ここは設計上一番苦慮した部分でした。パーツの折り曲げ方向が台座・フレームそれぞれ逆方向になってしまう為、取り付け用のガイドやツメを設ける事が出来ず結果的に単純なイモ付けに頼る格好になってしまいました。んーー……

今回はこの状態で塗装しています。その後別途塗装したラックパーツ(黒に近いダークグレー)を接着して完成。
全体にFinisher'sマルチプライマー → 全体にシルバー → 下部フレームにブラック → 把手にイエロー



台座とフレームの接着=金属同士の接着は今回2液性の接着剤による方法を取っています。 位置合わせに時間が掛かりそう(固着に数分程度猶予が欲しい)、ある程度強度も欲しい~として探してみたところ、そこそこレビューも良さそうだったセメダイン メタルロックを取り寄せてみました。反応型アクリル接着剤という分類らしいです。

色は黒なので金属地肌のまま使う場合ははみ出しなどに気を使う必要はあります。 乾燥については2液性接着剤にしては速く大体5分程度で固まり始め~1時間半ほどでコチコチに。混ぜ込み直後は意外にも粘性は低く、固まった後は硬いもので叩いても傷を付けるのが大変なほど硬くなります。 しかしパキパキ割れるような脆さは無く、指で力を入れて曲げると折れずにしなります。 このような粘りのある性質は耐衝撃性に有利に働く事が多いので、今回の用途には持って来いの予感がします。



2つ上の画像の状態で塗装→別に用意したラックを組み合わせて完成。
ラックはお試しも兼ねて3Dプリンタにて出力、DMMのアクリル高精細を利用しています。 正面から見ると微妙にS字を描くように歪んでいる形を再現すると同時に量産する事が主な目的です。 他のディティールについては ここだけ緻密に再現してもバスコレ製品のナリを考えるとバランスを崩すだけと踏み、ホイール押さえ等細かい部分は全て省略しました。 懸念していた積層(走査)跡はやっぱり出ていますが、黒に近いダークグレー且つ極小パーツとあって今回は仕上げずそのまま塗装しました。

このパーツを昨年JNMAにてお買い上げ頂いた皆様に1セットにつき1台分だけではありますが差し上げます。勿論御代は不要にて。 また同時に若干濃い目に作り直したオレンジ色インレタも可能であれば同梱します(インレタは未確定) セットに封入されているオレンジ色も実車との突合せでは間違いではありませんが、もう少し濃い方が模型的にメリハリ良く見える場合もある為、もしまだ着手前であればどちらかお好みで製作して頂ければと思います。 何れにせよ頒布方法含め少し検討する時間を下さい。近く続報いたします。


ネタはそれなりに…しかし記事を書く時間が無い。。 次はYAMATE-LINER完成記事 or 自転車ラックバス完成記事 or 楽しい工作の続編 or … コメントで督促リクエスト頂いたので楽しい工作の続編かな… 少々お待ちを。

by blog-MrT | 2015-06-29 03:18 | バスコレ(改造系) | Comments(8)
Commented by 凡人オヤマダ at 2015-06-29 19:27 x
美しきオレンジのラックバス。素晴らしいです。
3Dプリンタで出力したラックもいい感じですね。3Dプリンタはこういうものを作るのにすごく向いているなと思います。自分も1作例のみ・・・・・いやもうひとつ増えそうですが、挑戦する考えがあります。

あと記事で気になったのはセメンダインメタルロックですね。アクリル混合タイプですか・・・・・硬化したものは塗装もできそうかしら?だとしたらちょっとやってみたいことが・・・・・。
Commented by 上野大熊猫 at 2015-06-29 21:35 x
完成、おめでとうございます。

エッチングパーツを使うと部分的に細密度が高まり過ぎてしまうケースがありますが、この作品は、3D 出力のラックも含めて 「適度な抜き具合」 で上手く車体に馴染んでいて、バランスの良い、可愛い模型だなと感じました。

次は、黄色いラックバスですね! これを機に、黄色いバスを量産ラインに乗せるなんていうのも、如何でしょう?(笑)

追伸 : パーツ撮りの写真が綺麗ですね、苦労されたでしょう?
Commented by とある美琴の桜子 at 2015-06-29 21:38 x
お久しぶりです。
出来上がるとイイですねぇ~。かなちゃん号や各茶バスと並べてにやにやされる様子が伝わってきそうですw(完成記事のトップ写真辺りに1つ)

経験だけでなく、いかに丁寧に扱ったかがすぐわかるって感じですね。ラック部分を塗装してみたら、工作面で自身の腕が分かりそうですね。
Commented by blog-MrT at 2015-07-01 05:41
■オヤマダさん

有難う御座います。
ラックは極小パーツですが、手製では量産し難いものにはとても便利ですね。まだ若干1/150向けには解像度と積層(走査)跡には不満がありますが、印刷方向や用途による向き不向きを考慮すれば現状でも十分使えそうです。勿論Carbon3Dに代表されるように、技術的にもう一転び二転び進化して欲しいのは変わりありませんけれども。

それにしても、積層跡の影響を考えたり見積もりを出す度に、現状では射出成型の偉大さを思い知らされますね。特にコストの面で…… 製品て本当に有難いです。作ってみないとこの有難さは体感出来ないですね。

>メタルロック~塗装できそう
画像で使った塊ならまだ手元にあるので次に塗装する時に吹いてみます。 表面がちょっとツルツルするような気も…中性洗剤で洗っただけでとりあえず吹いてみます。
Commented by blog-MrT at 2015-07-01 06:00
■上野大熊猫さん

有難う御座います。

>エッチングパーツを使うと部分的に細密度が高まり過ぎてしまう
特にバスコレは元々が緻密な模型ではありませんし、私の作風も鉄道で言うところの「細密化」はバスコレには施しませんので、ここだけ緻密に作ってもバランスを崩すだけ、、正に仰るような点を気にして製作しました。そこを気付いて頂けたのは嬉しいです。

>黄色いバス
えーやりません。今のところ…、、(冷汗;;
神奈交カラー・青いワンロマ・青いノンステ・リフトバス・かなちゃん号作り直し←これらが完成するまではとりあえずやる気なしです(汗 黄色いバスならB800Nを作りたいですね。実は若干仕掛かっていたりしますが、リアのグリル周りやホイールアーチは3Dで何とかなる?などと画策しつつもエアロスターネタが多過ぎて手が回りません。

>パーツ撮り
今回は普段使っているコンデジで普通に…(勿論撮り直しも多数) 手元の作業中写真はCASIOの全焦点マクロで撮れば楽そうですが今回は使用せずです。
Commented by blog-MrT at 2015-07-01 06:10
■とある美琴の桜子さん

えぇ、こんな感じに仕上がるようです。
当然ズラっと並べて暫しニンマリ~はご想像の通りです(笑
ラックは正直手間かと思いますが、昨年頒布したセットには2枚入れてありますので上手く使っていただければ。。 3Dで作ったラック・インレタ(←未確定)も補足しますので、もし未着手でしたらもう少しお待ちを。近く一献設けますか、、地元で。
Commented by Dear at 2015-07-03 23:54 x
こんばんは。
ご無沙汰しております~(^^;

ラックバス完成、おめでとうございます!
3Dプリンタのラックも、エッチング3枚重ねより厚みや丸みがリアルで素晴らしい出来ですね(^^)
最近は本職(?)の電車ばかり作っており、当方のはまだ未着手なのですが、完成画像を拝見してやる気が出てきました(笑)
JNMAには開場から昼ぐらいまでいる予定ですので、お会いできるかも?
楽しみにしております(^^)
Commented by blog-MrT at 2015-07-04 22:54
■Dearさん

ご無沙汰しております。
やはり元の現物が樹脂製のパーツですので、角が立ったエッチングで作るより適していますね。実際見栄えに差が出たので作って良かったと思っています。本当は昨年頒布時に付けておく事が出来たらbestだったのですが、今更の追加になってしまいました。
明日は私も出張りますので是非お会いしましょう。差分セットも持って行きます。よろしくお願いします。
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