今日はMP618K Z代都市新バス仕様をマーキング前段まで完成させてみました。
そろそろ去就が怪しいと噂~かろうじて残る古参車ですが、ハイバックシートやブロンズガラスなど所謂都市新バス仕様らしい装備が残る車両です。 調べてみると、Z代MP(都市新仕様)は渋谷にも1台居たようですが、これは前面周りの塗装が異なるそうで、作例は南千住営業所仕様となるようです。 方向幕や行灯他三菱用を作ってないので味気ない画像ですが、本来の都08グリーンリバーとして仕立てる予定です。
■K(短)尺化について →
簡単な説明ページ参照
■ライト類などの加工について →
blog~2006/04/19の記事参照
■シャシーと内装 → HT/HUのパーツを使用。 内装は広電(仙台市営)用緑のものを組み込み。
■窓の加工
=使用した窓=
・ドア間=相鉄MPの方向幕部分+切り詰め窓
・ドア後ろ=北海道中央用そのまま
・運転席側=北海道中央用(結果的に2枚使用)をベースに加工
・材料=相鉄用ドア間パーツ・北海道中央用1台分と運転席側1個
このバス、やはりと言うか一番厄介なのは窓でした。 特に運転席側で、4つのユニットが並ぶ内、小さいユニット以外3ユニットをを均等に短縮しなければならないようです。 今回プラ材から自作も考えましたが、どうせ2台目は無いだろうと北海道中央用(京阪も同じ)をベースに画像のように切り継いでみました。 詰めた状態のパーツをバラバラのまま車体に組み込むと光が当った時に面一に反射しなかったり、継ぎ跡を隠す意味も含めて接着して1枚にしています。 この加工の肝は継ぎ部分の切り出し垂直&直線精度・ズレなく面一に接着、さらに接着剤をはみ出し無く綺麗に流す事で、とてもお勧めとは言えない工法~非常ーに厄介且つ面倒です。 また、パーツも1つの部品からから調整した窓3枚を切り出す事はかなり難しく、ドア側にも一つ調整窓が必要な事から2個使用する事になります。
窓の接着は流し込みプラ用接着剤を使用、綺麗に流せれば切断面の白く見えてしまう部分をある程度隠す事が出来ます。(実際上手く行った部分は斜めに見ても殆ど白く見えません) ただし失敗すると真逆の結果に…管理人も一番前の部分で失敗してしまいました。
(余談ですが、調整窓をはめ込む場合など、断面にプラ用流し込み接着剤を塗る若しくは黒のマジック等で色を入れると、斜めに見た時に白く見える部分を多少隠す事が出来ます)
最後に黒を塗装して仕上げますが、この工法を取ると@部分に縦のサッシモールドが無くなっています。 ここに細プラ材などでサッシを作ろうと思ったのですが、とりあえず塗っただけ(画像完成状態)でも違和感が無いのでそのまま組み込んでしまいました。
バスコレの仕様が常に最善とは限りませんので、いろいろ工夫されてみると良いと思います。 量産するならこんな面倒な方法ではチト…? 散々書いておきながら最後に逃。
運転席側の側灯は面倒なので割愛しました。 方向幕周囲は塗装するか幕(ステッカー)で表現するか検討中です。 テールランプ類はマーキングにて予定。