今日は昨日に引き続きMP218系~都営MP637K改をマーキング前段まで完成させました。
このバスは都営のMP218MBM系ボディー最終グループで、低公害MBECS2仕様として三菱指定営業所全てに投入されています。 模型的には短尺化とB代の特徴である送風機が前頭部角型1個+クーラー後ろ丸型1個のタイプ、マーカーランプなしとして製作、Z代都市新バス仕様とは異なりライトは製品と同じ丸型です。
ホイールは銀が正解かも? Z代は(現状)塗装と銀と両方居るようですが…
■短尺(K尺)化について →
簡単な説明ページ参照
■運転席側側灯の加工について(極簡単に) →
blog~2006/03/04の記事参照
昨日のZ台都市新バス仕様はこの加工を省略しています。 言わなきゃ気付かないかも?
■シャシーと内装 → HT/HUのパーツを使用。
■窓の加工
=使用した窓(前から順)=
・前~中ドア=相鉄の方向幕+国鉄ドア間1ユニット分+相鉄ドア間の細い窓
・中ドア後ろ=相鉄(京王)中ドア後ろそのまま
・運転席側=国鉄ドア間2ユニット+国鉄ドア間4ユニット+相鉄(国鉄・京王)後ろ2ユニット
・材料=相鉄1台分+国鉄扉間2個
短尺化すると必ず付いて回る窓の加工。 日野のように窓数や1つ(1ユニット)の窓だけサイズを変えているのであればまま簡単なのですが、三菱は一つ一つを小さくした窓を使用する事が多いのが厄介ですね。 このバス(運転席側)の場合、製品デフォの3~6枚目を若干細くすれば良さそう~若干細い窓は国鉄バスの扉間パーツに4枚分あり、この部分を置き換えるだけでOKなら良いのですが、実際の模型ではこれでもまだ入らず、さらに何処かを詰めなければなりませんでした。 悩んだ末、今回製品デフォの前から6枚目までを国鉄バスの扉間窓に置き換える形で再現してみました。 製品流用と実際の模型のサイズを考慮、枚数が合っていれば&大体感じが似ていればOKとして、一番工数が少なそうな方法を取る事にしました。(黒サッシも誤魔化しには有利?)
元の色を落とすと何か感じが違う事に気付かれるかも知れません。 何と国鉄バス扉間パーツのみサッシ表現が他のパーツと異なり、サッシ間に柱のモールドが無いのです。 製品では銀色サッシに柱の部分だけ黒を入れているのでそれほど目立ちませんが、全てを黒とする場合は少々のっぺりとした感じになってしまいます。 そこで、この部分(加工窓では☆印の部分)に方向幕などで使うポリエステル系のラベルを細く切ったものを貼り付け、微妙な段差を表現してみました。
ドア間部分の窓は車体側を0.5mm程度広げておくと(車体側窓枠は細くなってしまいますが)、中引き戸用のパーツをそのまま入れる事が出来そうです。
何れにせよ、車体に合わせて~現物合わせで調整要です。
このバスは側灯を再現しています。 ただ、ルーバーの加工も伴いますし、言わなきゃ気付かないのでは?と思う部分ですので省略でも良いかと。(~昨日のZ代は略してます)
また、こうして斜めに見ると、2~3枚目の間(6~7枚目の間も構造は同じ)に断面が目立つ所があります。 これは窓パーツ端部分の裏側が立体的になっている為で、該当部分を切り取ってさらにコンパウンドで磨けば回避する事は可能です。