こちらも完成~
今日はX代(1991年度投入車)都市新バス仕様を完成させました。 エアサス/逆T窓/内装など一般車との違いが多かった良き頃?の車両です。 キュービックの都市新仕様は都02系統=グリーンライナー向けの車両のみで、このX代車は大塚営業所(現在は支所:記号G)へ合計9台が投入されています。
模型では車番をG-X389(大塚)と設定、方向幕はメインの都02を選択して仕上げています。
U-キュービックの都市新仕様にはZ代車(1993年度投入車)もありますが、屋根上通風機の配置が若干異なり、後ろ3つが等間隔に並ぶのがこのX代車の特徴です。 2列目にある横に二つ並ぶ通風機はエアコンの外気取り入れ口だそうで、形としては他の通風機と殆ど同じような感じですが、模型ではほんの少し大きさと屋根から浮かす寸法を変えています。
前面セーフティーウインド(三角状の窓)と正面窓の間のピラーの色入れは毎度苦労する部分です。 そこで、今回お試しとして、塗装したデカールを細切りにしたものを貼り付けて表現してみました。 塗装するのとどちらがが手間かは微妙なところ。 デカールでも作業がシビアで決して「楽」と言うほどではありませんし、クリアを吹いての保護もなかなか難しい部分とあって、剥がれの心配など安定性を考えれば、やはり普通に塗装した方が良いのかなとも思います。 運転席側は上の方が少し曲がってしまいました。
加工は短尺化とP-用の逆T窓パーツをU-向けに合わせる事をメインに、若干X代車の特徴を盛り込んでいます。
詳しくは
過去ログをご参照下さい。
一般車同様この車両も雨トイの加工は省略しました。
後面の手摺は実車に倣い*ナンバー右横のものを削除し、製品ではテールランプ横にある2つの手摺を窓直下へ移設しています。(*Z代車はナンバー右横にも手摺があります)
今回は黒の塗装工程で若干アレンジした部分があります。
都市新仕様のキュービックの場合、実車の画像を観察すると雨トイ表面も黒になっているように見えます。 これを表現するとなると私にははみ出し無く綺麗に入れる自信がありません。 入れるならきっちり入れたい、入れないならいっそ無視~~こう言った箇所はどちらかはっきりさせた方が多少省略しても見栄えは良い場合もあり、今回は入れない方を選択しています。 で、入れないなら断面も~と言う訳で、こんな風にマスキングして一手間掛けてみた次第です。
本当は中ドア上部の雨トイ直下にも黒い線が入っています。
エアロスター等でもそうですが、これは結構目立ちますので、いずれ何らかの方法で表現したいと思っています。
さてさて、とりあえず塗装工程に入っていたキュービックは全て完成しました。
塗装前の仕掛かりはP-3台、U-2台、KC-を1台、エアロスターKも来週には発売されるようですし、何時になったら完成するかは全く判りません^^;
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謝辞:TH様、ヘッドマークデータのご協力有難う御座いました。