どうも~ 今日は4台仕掛かっていたニューエアロスターの中から完成2台目をアップ。 先日のMBECS3車と共通事項が多い為、ぱっと簡単に紹介してみます。
プロトタイプは深川営業所に所属するE代(平成10年度)CNGバス。 2台のみの投入で都バスの中ではレアな存在です。 床下にCNGタンクを搭載している事から冷房機器が屋根上に集約され、外観上この大きなパッケージクーラーが何より目立つ特徴でしょう。 また、都営バスではツーステップボディーを基本とする車両もこの年度までの投入で、下部にベージュを用いた純正ナックルグリーンカラー最後の投入年度の車でもあります。
方向幕は「海01 有明テニスの森」を選択。 この系統は臨時便でも見る機会が多いようでしたので、模型でも前面局番札の上に紙で「臨時便」と掲出された姿を再現してみました。
車体の工作については、主にKC-化に伴う諸加工・短尺化・特徴あるタイヤ間パネルを製作しています。
→詳しくは
過去記事を参照下さい。
タイヤ間の細いスリット入りのパネルと、大きなパッケージクーラーが何とも言えず特別なイメージを醸し出します。
地元に山ほど居る同型車でもこの形態は居らず、それも相まって余計に特別に見えてしまうのかも。
D/E代車はホイールが銀色のようです。
窓の工作については、前回MBECS3車と共通なので今回は説明を省きます。→
こちらを参照
テールランプも前回同様トレジャーのパーツを塗装後に取り付けて再現。 バンパーに格納されたバックランプは銀色に印刷したデカールを貼り付けた後、クリアブラックを吹いてコントラストを落として表現しています。
他の(ニュー)エアロスターとは異なり、ドア側の「都営バス」表記が妙に前寄りで窮屈に配置されているのもこのE代車の特徴。 かつて広告枠が設置されていた名残だとか?
ツーステベースの同形車で前面に行灯類が付かないのも、地味にこの2台だけだったりします。
雨トイ上一箇所タッチアップしたら色が濃くなってしまった… こうして撮影するとバレバレですねぇ、、
ナックル三菱勢揃い!^^
このCNG車が完成したことで、丁度先代のE代車(昭和52年度)~現在のE代車(平成10年度)まで、都営局番上で一周りを作った事になります。 20余年に及ぶ三菱系路線車の進化の過程??なーんて。
昭和52年、とある少年が空想で描いた理想(未来)のバス、とにかく窓が大きくて四角いデザインのそれは、どことなくニューエアロスターの面持ちに似ていたような…そんな記憶が蘇ります。
この間、バス車体の進化は本当に目覚しいものがありました。
都営バスS52年度以降の三菱系大型車両投入数&星取表?