随分前に地鉄用としてキットを購入>手付かずだったものですが、これも長電キャンペーンの一環として組み立て。 当初おまけ程度で簡単にちょいちょいと済ますつもりが、箱にしてここまで出来るのに相当な時間が掛かってしまいました。 特に
前面なのですが、この苦労が判った方は相当な長電ファンでしょうか?
先ずはキットと長電の違いを睨めっこ。 側面パーツ両端の縦トイ要らない/貫通扉の高さ不足と窓形状違い/前面ステップやら何やら要らない/全長が僅か長い/窓の高さ方向の寸法が小さい ~と言う点が先ず目に付きました。 某サイトによると、窓縦方向の寸法違いは0.4mmほどあるようで、Nでは結構な大きさですが、拘るなら金属キットに…と言う事で、今回この部分は見なかった事にして工作に入ります。
手初めに箱にする際のチリ合わせ。 雨トイと屋根の見え方を全て均一にする作業ですが、リブを削ったり何だかんだと地味な作業。 しかし私は仕上がった際に一番目に付く部分と思っていますので、ここは念入りに調整します。
次に側面パーツ両端にある縦トイの削除と前面配管の撤去。 この手の車両に付き物のウインドシルのお陰で面倒な作業でした。 このキットの前面は、貫通前面に配管付き/非貫通に配管なししか選べないのがとっても不便です。 『作る側で何とかせい!』と言う事なのでしょうが… (箱の絵には長電が使われているのに…)
そして前面貫通扉は窓を四角く整形するだけでお茶を濁すつもりだったのですが、どうにも気になってしまい扉自体を上方向に長く改造しました。 これが非常に厄介で、彫り込み作業と幌枠の新規製作に片面当り2時間、こんな事ならモハ1502を選んでおけば良かったと少々後悔した瞬間です。(1501は両端貫通・末期1502は両端非貫通)
それでも一応箱にして諸々パーツを付けたのが画像の状態ですが、すっかり『おまけ』では無くなってますね。
ライトは散々迷った挙句、結構大きなボナのLP402を使ってみました。
=材料=
GM地方鉄道タイプ電車キット(日車標準) BONA P-201吊り掛け式テール BONA P-202 LP402ヘッドライト
幌枠上部=0.25mm厚プラ材整形の上にパーツの幌枠上部を貼り付け(もっと丸いタイプに変更したいかも…)