予告通り?前面強化追加鋼板の表現を施す再改修を。 丁度テールライト上手摺位置を間違えていたので、これの修正も兼ねています。 追加鋼板には0.13mmプラ板を使用しましたが、取り付けてみるとこの厚さでもかなり大袈裟=ブ厚く見えてしまうようです。 実車は1cm程度の出っ張り=1/150ですと約0.07mmですので当然と言えば当然ですが… そこで接着後に念入りにペーパーを掛け、何とか見るに耐える状態まで薄くしてみました。
正直結構大変&かなり削ってこの状態ですので、この材料での加工はあんまりお薦め出来ません。 そうなるともっと薄いプラ板等が欲しくなりますが、市販されているプラ板では(知る限り)最も薄くて0.13mmですので、例えば弁当の蓋などから探してみるもの面白いと思います。(ちなみに"ペヤングヤキソバ"の蓋は0.13mmより厚かった)
それと、この鋼板の形状は中央のステップやジャンパを避けるような形になっていますのでご注意を。 プラ板の上にステップ等を取り付けてしまうと微妙に変?になってしまいます。 また今回は裾の延長も施してみましたが、こちらは見栄え的にはどうでも良いかも知れません。
さらにもう一つ注意として、これら極薄プラ板で且つ今回のような大きな平面が必要な用途の場合、接着にはプラ用接着剤は使用しない方が良いです。簡単に溶けて歪んでしまいます。(最悪しわしわに) 作例ではメインがゼリー状瞬着を点付け(これも油断すると溶けますので極少量に留めましょう)、淵の隙間を見えなくする為に"極々少量"の流し込みプラ接着剤で周囲を馴染ませています。
その他屋根にアンテナ類や昇降用手掛けを取り付け、煙管にはパトライト取り付け用に0.3mmで穴を開けておきます。(点滅LED+ファイバーで光らせようか思案中…) パトライトはカーコレクションのパトカーから持って来ようと企みましたが、古いパトカーのパトライトはかなり大きなものを使っていますので、この用途で使えるか微妙なところです。
また、画像のMcに取り付けた屋根上手掛けはM'c車には取り付けしません。 M'c車は側面には昇降手掛けが付いていますが、屋根にはないようです。
あとはAU712用のランボードと台座、側面ルーバー取り付けで加工終了の見込みです。
余談:瞬着で付けた手摺やテールライトが上手く取れずに力を入れたら…『バキっ!!』 窓の真ん中辺りから下が大破、辛うじて修正してあるのはここだけの話?