都営MP107-3Uの仕掛かりで悩んでいる窓の表現方法、そのまま眺めているだけでは一向に進みません。
そこで先ずは現物を試作してどんな感じになるのか様子を見てみる事にしました。
画像上が5Eの窓から試作したものを取り付けた様子、下が製品デフォです。 んー
はめ込み窓の方は実車の感じより一つ一つの窓が横に大きく見えます(実際模型でもデフォより微妙に大きい)。 製品5Eの窓は本来車体色になる部分(窓柱)のみに銀が入っている為、余分に窓が大きく見えてしまうようです。 実際には窓柱の両側に銀を追加塗装するので、もう少し窓を細く見せる事は可能です。 それを加味してはめ込み窓を採用する方向で決めてしまいましょうかねぇ…
製品でサッシと窓柱の関係をきちんと表現しているのは何故か関東バスだけ。 関東バスは柱に色が入り、その両側のサッシの部分に銀が入っています。 その他は柱だけ銀な事から窓の大きさが違って見えます。
窓の作り方も一応載せておきます。
5Eの窓は前から3番目と4番目の間に少し変則的な部分があるのでその部分は使わないように、大きさの違う窓はそれぞれ画像の感じで切り出し、その後流し込みプラ接着剤を慎重に流して接着します。 さらに、このままではMP118ボディー開口部には入らない(5Eの窓の方が高さが僅かに大きい)ので窓を削ります。 上画像~実車の様子を見ると、上側サッシの方が銀色が太く見える+窓下辺に銀(白?)のモールが入るので下辺側は視覚的に誤魔化しが効きそうと判断、従って今回は下辺側を削っています。
~~結論としては、興味本位も含めてはめ込み仕様で作ってみようと思います。 先ずは工数の少ない試作冷房車で試してみる事にしましょ。