今日のお題はBRCの窓加工。 これを先に作っておかないと窓柱の太さなど窓の大きさが確定出来ない~塗装後に窓幅が合わなくて後調整は嫌ですから、先に作っておいた方が精神的にもよりベターなのです。 窓は市販の車両から流用する事を前提にいろいろ試した結果、新7Eから持って来る事にしました。 流用なので若干実際と合わない部分も出て来ますが、イメージを大きく壊さないようにアレンジして組み込んで行きます。 窓が出来たら窓柱の幅調整を施して車体測面は大体の加工を終える事が出来ました。
新7Eと96MCの窓高さは模型上ではほぼ同じですので、両形式の窓をいろいろと組み合わせてみた結果、今回の材料は9弾製品=新7EノンステFタイプ:大阪市交通局(都営/西武はダメ)を2台分、Gタイプ:関東バス(Gタイプなら何でもOK)2台分を組み合わせて、画像のような感じになりました。
切り出しはレザーソウで切り取り、仕上げは 剛性がある+面が出ている+ちょっとずつ削れる=ブロック+ペーパーツールの出番です。 窓パーツ=硬い透明樹脂の切り出しは極力ノコギリ状の工具で~ニッパーなど一点に力が集中する工具を使うと最悪ヒビが走って使用不能になります。 7Eの窓はユニット間に隙間がありますので、隣り合った窓を両方使用したい場合は薄いエッチングソーで切り出せば何とか両方共に使う事が可能になるかも知れません。 画像でも青色と緑色のパーツでそんな場面がありますね(今回はレザーソウでカット=片方犠牲にしています)
切り出しが出来たら隣り合うパーツは面一感を出す為流し込み接着剤で接着します。 バラのままでも良い場合もありますが、光にかざした際反射がバラバラに見えるとちょっと…ですので、管理人は極力接着するようにしています。~接着剤を余計な部分に流さないよう慎重に。
(画像黄色の組み合わせはドア間用次点候補です)
こちらは既に加工してあったのですが一応載せておきます。 エンジン部分のパネルラインはHT車体のものを使った為、他より太くなってしまいバランスが合ってませんね。 改修かなぁ??
前面は只今改修&追加加工中につきお出掛け中です。
■RA274に光??
もう一台、尿素RA274も窓で躓いて工作が停滞しています。 停滞の大きな理由は運転席側の窓=製品プロトタイプとは違う非常口の位置を再現した為、当初使う予定だった96MC関東バス用の窓では4ユニット合計で約1,5mmほど幅が足りなくなってしまったのです。 西工車体の窓は1枚ずつ等間隔で割り振る傾向があるようで、工作上窓幅調整はとっても厄介なのです。
さて、今回BRCに使用してジャンクになった7E大阪市営の窓ですが、ドア側一番前の窓が96MC関東バス用の窓と比べ1ユニットあたり0.4mmほど大きい感じ~これを4つ使って合計すると… をぉ! もしかして使える?
この一箇所だけ(しかも大阪市7Eだけ)しかこの寸法の窓はありませんので、4個使うとなるとさらに2台潰す結果となりますが、これは試すしかないかな?? 結果如何ではRAも一気に進みそうな予感… ん"ー^^