たまには観光車を~ 今日は以前中途半端に改造していたセレガFD初期型をお題に、細かい部分の追加加工と1色目を吹いたところまで進めました。 都営観光なのに白じゃない~そうZ代の銀杏模様ではなく、都営セレガ初導入となったD-W077号車としてオバQ等と同じ色を用いた旧旧色時代を製作します。 私はこのバスについては全く知りませんでしたが、友人より「こんなのもあったよ」とご教示頂き、私の中では新し目のカテゴリーに入るこの手のバス+旧旧塗装を纏ったアンバランスな姿にビビッと…^^ 1台だけ大改造した車体はこれにする事にしました。
このバス、当初D-W077から途中で車番を変更、D-W097となって新塗装(銀杏模様)に、さらに関東バスへ譲渡され引き続き深夜急行バスとして三鷹方面へと活躍していたそうです。
さて、これから塗装となる訳ですが、ここで皆様にお願いが^^;
参考にさせて頂いた写真は都営バス資料館様が頒布されていた本に掲載されている運転席側前からの1枚のみ。 そこで、もしこの時代のドア側やリア、特に屋根上(恐らくオバQ同様塗り分けられている可能性大)等の写真や資料をお持ちの方、若しくは掲載されている資料や雑誌・書籍などをご存知の方、どんな形でも構いませんので情報等お寄せ頂けると大変嬉しく存じます。 web上では全く出て来ないようで、ある程度想像で作るしかないかと半ば諦めておりますが… どうかよろしくお願い致します^^
=セレガFD最初期型加工箇所=
加工箇所について改めて書いておきます。
前回の記事は
こちら
軸位置を変更する事で、漏れなく非常に面倒なパネル配置の変更が付いて来ます。
こちら側は前回までにほぼ加工を完了していました。
前回までのものに前輪直前に蓋を1個移植、後輪後ろの凹みを埋めました。
2つのトランクは同じ大きさ~ドア側と左右対称のパネル分割位置になるのが正しく、作例では見事にミスってます。 また、非常口の位置は厳密にどの位前に出した方が良いのかは不明です。 そんな訳でこの作例もあんまりアテになりませんのでご注意を^^;;
ほぼ前回までに加工済みでしたが、後面トランクリッドが製品の中期型とは異なる為、リアパネル下部の小さな台形状の切り欠きを埋めています。 初期型のリッドは側面トランクと同様な形態ですのでその部分を移植しても良かったのですが、これは「デカール等で良いやー」と工作しませんでした。 参照→
K-Z010後面
~~と、こんな感じでしょうか??
その後セレガの前面パネル高さについていろいろと調べてみましたが、(恐らくセレガRも同様)どうやら低運転台仕様なんてものは存在しないようです。(2段窓構造のGJだけは丸い曲線部分まで窓になっていますが、その下のパネル部分は他のタイプとほぼ同じです) どうやら富担当者の単純ミスであった可能性が非常に濃厚ですね。
個人の拘りにもよりますが、実際加工は一々面倒ですし、塗装に大きな支障が無ければ加工しなくても… 初期型のWB違いや細かい部分も無視… これが1/150の模型では幸せになれる気がします。 今回怖い物見たさで1台だけ加工してみましたが… Z代予定の仕掛かりは「仕方が無いので」前面だけは加工、側面はその他は無視無視。 4台目は…… なぃ