ようやく完成~ 出来た2台のU-キュービック=U-LV324Kより、今日はZ代一般車を取り上げてみます。 都市新でも低床でも低公害でもないごくありふれた一般車ですが、「目立たずとも無くてはならぬ」~と言った具合に、(個人的には)特殊な車を作る分それ以上に揃えておきたいプレーンな車です。
私はどれをプロトタイプに選ぶかの基準として屋根上機器の違いを意識する事が多いのですが、都営U-キュービックには一般車で3種、都市新バスで2種の形態がある中、このタイプは2個目と3個目の通風機の間隔が広いY代後期(100番台)/Z代一般車が該当します。 車番はZ代車~C-Z220(新宿)と設定。 過去に作った車両ではM代ショートオーバーハング仕様やHU3ドア超低床車、後年新宿への貸し出しが多くなった~と勝手に設定したMPネタバス等が頃合の良い僚車となりそうです。
今回はとにかくU-キュービックの一般車を揃える事を第一とした為、加工は短尺化をメインとして細かい部分は適当に無視して仕上げています。 最初の画像のアングルからは実車との違いはそれほど無いと思いますが、この画像に写る部分では、雨トイ後端の形状を無視。 これを無視した事からもっと目に付かない?後面窓下にある手摺の位置変更も省略しました。 私の性格から1台やったら全車やるハメになりそうな悪寒~とまぁ体よく逃げた訳です^^;
<豆知識?>都営キュービックの雨トイ形状
P-/U-/KC-含めたほぼ全ての車両で角部の凹みを回り込ませる感じで下まで降りています。(
一例=Y668)
降りていない製品のような形態の車両は、今のところ確認出来た中ではCNG試作車の
A450号車一台だけ。
かなりの少数派若しくは唯一台の予感がします。 無論加工するかどうかは拘り次第ですが…
尺を詰めると当然窓も詰める事になります。 一例として今回このような感じに種車の京王と三重の中引き戸用窓を組み合わせて使ってみました。(隣り合う窓は接着しています) ドア間窓はこの組み合わせですと少し幅が不足気味ですので、両端は少し柱を残す感じに誤魔化しました。 工夫次第でもっと効率の良い取り方もあると思います。 ちなみに、方向幕部分は三重等のものは京王等のものより幅が狭くもっと辻褄が合わなくなりますので、この形態には使えないようです。
運転席側は一番前の客窓を単純に切り落として短くしています。 こうすると端のサッシモールドが無くなってしまいますが、特にサッシの復活加工は行なっておらず銀を塗装しただけです。 他の車種とは違い、モールドが無くても案外見え方は悪くない気がします。
<超?豆知識>運転席後ろの柱の太さ
都営U-キュービックの中で、Y代後期~A代車は運転席直後の柱が僅かに太くなっています。 一応これを意識して車体に0.25mm厚プラ材の断面を利用する形に柱の横に貼り付けており、結果その分W代~Y代中期車より客窓一番前の幅が小さくなります。 これもどーでも良い部類かな??
同時にもう一台~Y代初期投入車も完成していますが、LOGページの構成上一台ずつでご勘弁。
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